ネクスウェイは、イオン東北が、2022年2月よりチェーンストア向けコミュニケーションツール「店舗matic(テンポマティック)」を全157店舗に導入したことを発表した。同ツール導入により、本社・店舗間での指示や連絡、店舗内でのタスクやスケジュール管理、情報処理関連作業を大幅に削減。これらは、イオン東北が目指す「コミュニケーション改革と生産性の向上を実現し、お店が働きやすい環境を整える」ためのDX推進につながったという。
「店舗matic」は、流通‧小売業、飲食業をはじめとしたチェーンストアビジネスにおける、本部店舗間コミュニケーションの共有基盤を提供するクラウドサービス。チェーンストアビジネスに最適化されたお知らせ機能、情報回収(回答フォーム作成、集計)機能、情報ポータル機能、商売カレンダー(スケジュール)機能、文書管理機能等により、本部と店舗の情報共有とコミュニケーションの質を向上させ、店舗スタッフの作業負担を大幅に軽減する。
イオン東北では、デジタルの力を活用したスマートストアの実現に向けDX推進を進めている。そのなかで、本社・店舗間のやり取りには次のような課題があった。
- 店長にあらゆる情報が集まり、必要ない情報も届くため、重要な情報を見つけにくい(店長に届くメールは1日100件以上)
- 店舗スタッフ間で情報共有するツールや機会がなく、店長から店舗スタッフまで情報が正確に伝わらない、もしくは伝わるまで時間がかかる
- コロナ禍で従業員同士の対面コミュニケーションが減少し、情報伝達や周知徹底が難しく、本社と店舗、店舗間のつながりの希薄化が顕在化
これらの課題解決のため、イオン東北は同ツールを導入したとのこと。