ECプラットフォーム「Cafe24(カフェ 24)」を運営するCAFE24 JAPAN(以下、Cafe24 Japan)は、アメリカ最大のショッピングアプリ「Wish(ウィッシュ)」とシステム連携を実現し、「Cafe24」のECモール一元管理サービス「Cafe24 マーケットプラス」にて提供を開始した。
新型コロナウイルスにより世界的にECサイトの利用が拡大しているなか、越境EC市場が成長を遂げている。その市場規模は、2030年までで年平均成長率26.2%で成長する見込みとなっている(2022年3月 5日発行REPORT OCEANレポートより)。国内でも、コロナ禍の訪日観光客の減少によりインバウンド消費が落ち込むなか、新たな販路拡大の手段として越境ECに参入する事業者が増加しつつある。
このような背景から「Cafe24」は、世界の越境EC市場のニーズに対応するとともに、日本国内のEC事業者の越境ECによるビジネス成長をサポートするべく、アメリカのショッピングアプリ「Wish」とのシステム連携に至った。
「Cafe24」と「Wish」の連携メリット
アメリカのショッピングアプリ「Wish」は、2010 年にアメリカのサンフランシスコで誕生し、データサイエンス技術による、モバイルファースト、高度なパーソナライズ機能を備え、「楽しいショッピング体験」をモットーに現在も成長を遂げている。ファッションや化粧品からベビー・キッズ商品、インテリア用品まで多岐に渡る商品を取り扱っている。
追加費用なく容易な操作で世界60ヵ国以上へ販路拡大
「Wish」を通じて25万以上の事業者がEC販売を行っており、欧州・アジア・北米・南米・オセアニアなど、「Wish」がサービス展開している60ヵ国以上へ海外販売が可能。今回の連携により、「Cafe24」を利用するEC事業者は、ECモール出店サービス「Cafe24マーケットプラス」を通して、追加費用の発生なく容易なクリック操作で「Wish」で商品を販売することができる。コストを抑えながら容易に、成長を続ける越境EC市場へ販路拡大が可能となり、日本国内のEC事業者のさらなるビジネス成長に期待ができるという。
EC事業者の業務を効率化
「Cafe24」上にある商品データを「Wish」でそのまま利用できるだけでなく、「Cafe24マーケットプラス」の管理画面内で、商品登録・変更や配送、受注情報までを一元管理することも可能です。また、容量無制限で使えるサービスのため、商品数や受注件数に関係なく「Cafe24マーケットプラス」に備えられているすべての機能を利用でき、EC事業者の業務の効率化を実現できる。
世界の見込み顧客の信頼獲得・認知度の向上に貢献
大型ショッピングアプリの活用により、商品に対する消費者の信頼度を高めることができる。そのため、「Cafe24 マーケットプラス」を通して「Wish」で商品を販売することで、これまでアプローチできなかった世界の見込み顧客の信頼獲得・認知度の向上につながり、EC事業者のショップの宣伝効果およびビジネス拡大に期待ができる。