CX(顧客体験)を最大化させるデータマーケティング支援を行うフリップデスクは、CDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)ソリューションの「Data Union(データユニオン)」を正式にリリースした。これにより、個客をより深く理解したうえで、顧客視点の最適なコミュニケーションをワンストップで実現し、LTVを高めることができる。
CDPは、近年、個人情報保護法の改正や、GDPR(EU一般データ保護規制)、Cookie利用の制限などにおいて注目されているソリューションのひとつだが、コロナ禍において、企業のDX・顧客行動のオンラインシフトが進み、企業と顧客のタッチポイントが多様化したことで、顧客データを一元管理できるプラットフォームであるCDPの重要性はますます高まっている。
Data Unionについて
同社が提供する「Flipdesk(ウェブ接客ツール)」、「Cross Talk(チャットボット)」を通じて取得したサイト内の行動データや対話ログに加え、クライアントが保有するさまざまなデータ(会員情報、商品マスター、購買データ、販促カレンダー、広告配信ツールが保有するデータ、各種CRMツールが保有するデータ)を一ヵ所に集約することができる。それらを統合し分析することで個客理解を深め、サイト内外のあらゆるタッチポイントで個客に寄り添ったコミュニケーションを取ることが可能となる。
集客からCRMまでのマーケティング領域を、ひとつひとつの施策の改善に留まることなく一気通貫して行い、LTVを引き上げるための施策実行を支援する。
Data Unionは、トレジャーデータが提供するCDP「Treasure Data(トレジャーデータ)」を基盤としているため、デジタルマーケティング領域において主要なツールの大半とデータ連携が可能。データを活用したさまざまなアクションが実行できる。
顧客に関して保有しているデータをつなぎ、個客の理解/解像度を上げることで、施策同士の成果を相乗的に引き上げ、“収益性の高い”マーケティング施策を実行することが可能に。
また、同社では、プロダクトの提供だけでなく、どうあるべきかの要件定義から、初期構築、運用支援までを一気通貫で提供。DX に課題を感じている企業、どこから手をつけていいかわからない企業に寄り添い、収益力の高いデジタルマーケティング施策の実行を支援する。