SO Technologiesは、EC向けフィード広告支援サービス『フォーカセル』にて「フィード広告導入支援プラン」の提供を開始した。リスティング広告などとは異なる知識を要するフィード広告における、初期設定、フィード作成・更新、フィード運用(クリエイティブ運用)をサポートし、EC事業者のフィード広告による売上拡大を支援する。EC事業者からニーズの高い広告媒体であるGoogle ショッピング広告とCriteoに対応し、今後順次追加予定となっている。
EC分野において、すべての商取引金額(商取引市場規模)に対する電子商取引市場規模の割合を指す「EC化率」は例年増加傾向にあり、実店舗だけでなくECサイトへの集客および売上拡大が重要視されている状況をふまえ、同社は、ECサイトの集客に欠かせないフィード広告を自動最適化する『フォーカセル』の提供を2022年4月に開始した。同社が管理する広告データをもとに、統計・機械学習の専門家によって構築されたロジックにてフィード広告の運用をシステム化し、広告経由の売上最大化を支援している。
サービス提供開始以降、多数のEC事業者より「フィード広告運用のインハウス化を模索したがうまくいかなかった」「特徴的な運用となり、委託できる支援会社(広告会社)が限られている」などの声が寄せられた。フィード広告の成果拡大のみならず、フィード広告の導入に際してEC事業者が直面している課題を受け、『フォーカセル』は専門的な知見を要するフィード広告の初期設定や、フィードの作成・運用を一括で支援する「フィード広告導入支援プラン」を提供開始する。フィード広告の導入支援を通じて、適切な活用を推進することで、ECサイトの売上拡大を支援していく。
EC向けフィード広告支援サービス「フォーカセル」
多品種ECサイト向けに開発されたフォーカセルは、フィード広告で商品単位の最適な広告配信ができるサービス。データ分析から広告の最適化まで自動化されるため、最低限の作業でフィード広告経由の売上最大化を支援する。
サービス提供内容
- 導入支援(初期設定、フィード作成・更新、クリエイティブ運用)
- 広告データ取得 ※自動運用
- 注力・非注力推奨商品の分析 ※自動運用
対応媒体(自動最適化)
- Google ショッピング広告(スマートショッピングキャンペーン、P-MAXキャンペーン)※順次追加予定
対応媒体(導入支援プラン)
- Google ショッピング広告
- Criteo
「フィード広告導入支援プラン」詳細
これからフィード広告に力を入れたいECサイト向けに、導入に関する業務をトータルでサポートする。いずれも適切な設定と広告効果を出すための運用が重要となるGoogleショッピング広告とCriteoに対応しており、今後対応媒体を増やしていく予定。
支援内容
初期設定
フィード広告特有のタグ設定、GoogleMerchantCenter設定、キャンペーン設定※アカウント開設は対象外。
フィード作成・更新
クローリングを行いECサイトから商品情報を定期的に取得し、フィードの登録および最新情報への更新を行う。
フィード運用(クリエイティブ運用)
商品フィードの運用を代行し、広告効果を改善する。※広告キャンペーンの運用は対象外。
対象
- これからフィード広告を実施したいEC事業者
- 商品点数300点~のECサイトを持つ事業者(推奨)
- EC事業者を支援する広告会社
対応媒体
Google ショッピング広告
ユーザーが検索したキーワードに応じて、Googleの検索結果上部に商品情報が表示される検索連動型のフィード広告。商品画像やテキストが表示され、購買意欲の高いユーザーの目に触れやすい特徴があるという。一方、配信には「Google Merchant Center(GMC)」へすべての商品情報を登録・設定する必要がある。
Criteo
ECサイトなどのページを訪れたが購入に至っていないなど、興味関心の高いユーザーに対して商品情報の配信が可能なリターゲティング型のフィード広告。Criteo独自のアルゴリズムにより分析されたユーザー属性に合わせて最適なクリエイティブを配信できる。Googleショッピング広告と同様、運用にはフィードを登録・設定する必要がある。