事業者向けの現場を支えるネットストア「モノタロウ」を運営するMonotaROは、鈴鹿工業高等専門学校(以下、鈴鹿高専)とともに、モノタロウプライベートブランド商品の安全性や品質のさらなる安定・向上に努め、顧客満足度の向上を目指す、産学協働の研究室「MonotaRO 品質評価室」を2022年7月6日に鈴鹿高専に設置することを発表した。
モノタロウでは、継続して安定した品質で消費者に提供するため、プライベートブランド商品の成分分析や品質評価をこれまでも個別に対応してきたが、今後さらなる顧客満足度の向上を目指し、一元で検査ができる体制を必要としていた。また、性能評価において、検査場所や検査機器、専任の人員の不足が課題となっていた。
鈴鹿高専は設備の面において条件に合致する施設だったこと、加えて専門の先生も在籍しており、同社が必要としている知見や人材育成において、理想的な環境だったことから、今回産学協働プロジェクトの開設に至ったという。同連携により、同社はプライベートブランド商品の検査を進め、安全性や品質の安定と向上により、顧客満足度の向上を目指すとのこと。
共同研究の概要
- 名称:「MonotaRO 品質評価研究室」
- 研究対象:モノタロウ プライベートブランド商品
- 研究内容:対象商品の性能・品質を評価解析する
- 研究目的:顧客満足度向上
- 研究期間:2022年7月6日〜2024年4月19日(2年間)
- 研究担当者:鈴鹿工業高等専門学校 生物応用化学科教員3名、MonotaRO 研究員5名
- 研究・検査所:鈴鹿工業高等専門学校 共同研究推進センター