セイコーエプソン(以下、エプソン)および子会社のエプソンクロスインベストメントは、両社の出資するEP-GB投資事業を通じて、無人・省人店舗ソリューションの開発と提供を行うCloudpick Limitedへ出資した。
Cloudpickは、AI技術とビッグデータを駆使し、ソフトウェア、ハードウェアを含めた無人・省人店舗におけるソリューションの開発と提供を行なっており、2017年の創業からすでに日本を含む11ヵ国以上で事業展開をしている。
Cloudpickのソリューションは、店舗内におけるAI技術や機械学習を活用し、商品や消費者行動などを高い精度で認識できるほか、スピーディーな自動決済などを強みに、店舗の無人化・省人化による低コスト運用を実現。
また、購買データや店内動線などの分析ができる高度なマーケティング機能、店舗内に設置されたデジタルサイネージによるメディアコンテンツ配信機能などを統合したデジタル店舗管理プラットフォームを提供することで、ソリューション導入後の店舗運営支援、商品の売れ行き予測、マーケティング支援なども積極的に行っている。
エプソンは、同出資によるCloudpickとの共創を通して、人手不足により今後さらなる拡大が見込まれる店舗の無人・省人化技術を含む先端リテールビジネスにおける、エプソンの技術や商品・サービスの新たな活用領域を模索していくとのこと。