博報堂は、新しいマーケティングDXの潮流に対応し、博報堂DYグループ内各社および協力会社のナレッジやスキルを集約し、ECを起点とした企業のさまざまな価値創造DXの推進をワンストップでサポートするために、EC領域に特化した博報堂DYグループ横断型プロジェクト「HAKUHODO EC+」を発足した。
「HAKUHODO EC+」はD2Cビジネスのシステム構築や、コールセンターや商品管理・発送業務などを担うコンタクトセンターなど、従来の広告コミュニケーション領域にとどまらないグループ各社のさまざまなプロフェッショナル領域を活かすことで、戦略から実施に至るまで、幅広い支援体制を整えている。
なお、「HAKUHODO EC+」は博報堂をはじめとするグループ9社が推進する、オンライン/オフライン領域で生活者に新しい買物体験を提供する戦略組織「ショッパーマーケティング・イニシアティブ」の傘下の取り組みとして活動していく。
「HAKUHODO EC+」は新しいコマース、新しいECの可能性をいち早くキャッチし、市場分析・課題発見・戦略構想からシステム開発・ECサイト構築、実装・集客・CRM、さらにはフルフィルメントやコンタクトセンター等の運用に至るまで、あらゆるバリューチェーンにおいて企業のマーケティングDX・事業成長をフルファネルで支援していく考え。
主な対応領域
課題発⾒
「HAKUHODO EC+」ならではのリサーチ/独⾃の分析ツール等により、EC モールや企業の EC/D2C における市場を的確に把握し、現状の課題とそこから⾒えてくる事業成⻑のチャンスを明らかにする。
戦略構想
さまざまな課題に対する EC事業戦略を策定。ターゲット選定・UI/UX規定・新商品開発・OMO戦略策定・メディア戦略策定など最適なプラニングを実施。EC領域におけるセールス最⼤化や中⻑期視点での事業成⻑を顧客獲得から CRMまでのフルファネルで⽀援する。
実装
ライブコマース/ソーシャルコマース/AI/プラットフォーマー連携等の「HAKUHODO EC+」が保持する最新のテクノロジーやソリューションをフル活⽤。プロジェクト全体をマネジメントしながら、最適なECシステムを開発・実装する。
運⽤
CRMや広告運⽤など、独⾃開発の各種ツールを活⽤した EC 事業全体の運⽤⽀援を推進。また、フルフィルメントやコールセンターなど、マーケティング実践領域においても「HAKUHODO EC+」でワンストップ対応が可能。
各社の役割
- 博報堂:全体プロデュース設計、アイデア/構想、ビジネス設計、システム構築
- 博報堂DYメディアパートナーズ:メディアプラニング
- デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム:メディアプラニング
- 博報堂プロダクツ:EC サイト構築/CRM
- 博報堂マーケティングシステムズ:システム構築
- 博報堂アイ・スタジオ:EC サイト構築
- ⽇本トータルテレマーケティング:在庫管理/ロジスティックス/コンタクトセンター
- フラクタ:D2C ビジネスサポート