2021年9月30日をもって、全ての都道府県が緊急事態措置区域及びまん延防止等重点措置区域の指定を解除された。早速10月から街中での人出も増えてきたと感じられるが、実際に店舗型ビジネスに影響が出るほどの状況になっているのかを確かめるべく、SEOを始めとしたインターネットマーケティング支援を行うフルスピードは、GBPのインサイトデータを活用することで前年同月比との比較を実施。先日名称変更が発表された旧Googleマイビジネス、現Googleビジネスプロフィールから得られるデータを独自に調査し、同調査結果を公開した。
同調査結果の詳細は、次のとおり。
合計反応数は前年同月比147%
同社が観測するGBP151アカウント上で計測できるインサイトのうち、合計反応数について2020年10月と2021年10月数値を比較した。業態は飲食やホテルなどをはじめ9つほどの集計となる。
合計検索数の前年同月比は126%
同社が観測するGBP151アカウント上で計測できるインサイトのうち、合計検索数について2020年10月と2021年10月数値を比較した。業態は飲食やホテルなどをはじめ9つほどの集計となります。
合計反応数をもっとも伸ばしたのはホテル業態で284%
続いて業態ごとの合計反応数を前年同月比が多い順に表記したグラフを示した。緊急事態などにおいて苦境となっていたホテルが早々の回復となっているのをはじめ、すべての業態で合計反応数は前年同月比で数値を伸ばしている。
合計検索数は前年同月比67%と下がった業態も
合計検索数を前年同月比で多い順に表記したグラフを示す。ほとんどの業態で合計検索数も伸ばしているが、ここだけを見ると下げている業態もあった。
飲食店の数値推移
次に、飲食チェーン店舗10店舗ほどの合計検索数、合計反応数の月ごとの推移を2020年1月から2021年の10月まで表記した。これを見ると前年10月を超えているほか、2020年1月というまだ緊急事態宣言などが想像できていない時期の数値水準も超えていることがわかる。
調査概要
- 調査対象期間:2020年10月~2021年10月
- 調査方法:Googleビジネスプロフィール
- 調査対象:フルスピードが観測するGoogleビジネスプロフィール151アカウントが対象