JR東日本スタートアップ、フーディソン、207株式会社の3社は、新幹線などによる荷物輸送サービス「はこビュン」および、ギグワーカーによるラストワンマイル配送を活用した鮮魚の宅配サービスの実証実験を11月2日より開始する。
同取り組みでは、JR東日本クロスステーションおよび、ジェイアール東日本物流の協力のもと、新潟県新潟港にて競りにかけられた甘エビやカニなどの海産物を、鮮度を保ちつつ消費者の自宅に配送する。配送にあたっては「はこビュン」および、207株式会社が提供するラストワンマイル配送サービスの「スキマ便」を活用する。配送先は高輪エリア周辺を対象とし、実証実験の結果を踏まえ順次拡大を予定。
また、JR東日本グループは今後、エキュート品川の商材でも配送サービスを予定しており、新幹線輸送と、駅を基点としたラストワンマイル配送を掛け合わせることで、鉄道会社ならではの新たな荷物輸送サービスの実現を目指している。今回行われる実証実験の概要は次のとおり。
実証実験概要
- 期間:11月2日(火)、5日(金)、9日(火)、12日(金)の計4回
- 対象:高輪エリア
- 商品:甘エビ500g、ズワイガニ、または毛ガニ1~2杯 ※サイズによって変動
- 料金:6,600円(税込) ※送料込み
- 数量:1日最大5箱
- 申込方法:ウェブサイト「ネットでエキナカ」にて受付 ※注文の締め切りは配送日の3日前までとなっており、時化などによる水揚げが行われなかった場合注文はキャンセルとなる。その際は配送日の2日前を目安にメールにて通知が行われる
- 店頭販売:対象期間には、sakana bacca中目黒、都立大学、中延、五反田、豪徳寺にて同実証実験で運んだ鮮魚の店頭販売を実施する