ZOZOは、ZOZOTOWNとブランド実店舗をつなぐOMOプラットフォーム「ZOZOMO」(ゾゾモ)を、11月1日(月)より始動する。
ローンチ時のZOZOMOは、次の3つのサービスを展開する。
①ZOZOTOWN上での「ブランド実店舗の在庫確認・在庫取り置き」
ZOZOTOWN上で「ブランド実店舗の在庫確認・在庫取り置き」ができるサービスを提供開始する。ブランドは、ZOZOTOWNのユーザーに実店舗の在庫情報を知らせることで、実店舗への集客と、実店舗における別商品のあわせ買いが期待できる。
11月1日(月)よりZOZOTOWN上で、ユナイテッドアローズやシップス、F・O・インターナショナなど、大手セレクトショップをはじめとした複数ブランドの実店舗の在庫確認が可能となる。今後、対応ブランド・ショップ数は、順次拡大していく。また、実店舗の在庫確認機能に対応したブランドから、在庫取り置き機能への対応も順次進めていく予定。
②ショップスタッフの販売サポートツール「FAANS」
「FAANS」(ファーンズ)は、ECで買い物を楽しむユーザーとショップスタッフの新たな接点を創出し、ショップスタッフの効率的な販売をサポートするショップスタッフ専用ツール。ZOZOTOWNが持つECでの販売ノウハウと、ショップスタッフが持つ実店舗での販売ノウハウを掛け合わせ、オンラインとオフラインをシームレスにつなぐ新たな販売方法を実現する。
ローンチ時のFAANSでは、ZOZOTOWN上で実店舗の在庫取り置きを希望したユーザーへの対応を、ショップスタッフがFAANS上の簡単操作で完結できる機能を導入。この機能により、ショップスタッフは店舗での接客の隙間時間に、スムーズに在庫取り置きの対応をすることが可能となる。また、今回導入した機能を第一弾として、今後もFAANSを通じた「コーディネート投稿機能」や、投稿コーディネート経由の売上等を可視化する「成果確認機能」の正式リリースを予定しており、さらに「LIVE配信やオンライン接客機能」等の構想についても検討中している。
③ブランド自社ECとZOZOTOWNの在庫シェアリング「Fulfillment by ZOZO」
「Fulfillment by ZOZO」は、ZOZOTOWNの在庫とブランド自社ECの在庫を一元管理することで、各チャネルにおける商品欠品による販売機会の損失を最小化するサービス。2019年5月より提供している。ZOZOが運営する物流倉庫「ZOZOBASE」がブランドの自社ECの物流機能も担う仕組み。