ネットショップの廃棄物ゼロを目指すプロジェクト「RUKAMO ゼロ」を立ち上げたHameeとモノファクトリーは、EC事業者の滞留在庫や不良製品など、不要となった製品の「地球に優しい捨て方相談窓口」を開設すると10月26日に発表。
「RUKAMO ゼロ」は、EC業界において循環を前提とした商習慣の醸成を目指すプロジェクト。滞留在庫や一度役目を終えた製品を、別の場所や形で循環させるシステムの構築を行う。具体的には、EC事業者の滞留在庫や不良製品をモノファクトリーで選別。リユース品とリサイクル品に仕分けた後、リユース品はネットショップ「RUKAMO」や中古市場、リユースショップなどで再販売。リサイクル品は、リサイクル率99%以上を誇る廃棄物処分業者のナカダイで、再生資材に加工する環境が整備されている。
「地球に優しい捨て方相談窓口」では、ネットショップの廃棄物処理で発生するCO2の排出量を削減することを目的に、EC事業者が不要になった製品をリユース・リサイクルする方法を提案。廃棄物処理費を資源の循環に活用する支援を行う。Hameeは同窓口の注意点として、廃棄物処理法を遵守することや、食品・化粧品など消費期限をともなうものは対象外となることを挙げている。