ファンケルは、10月20日(水)からファンケルのスマートフォン用のメンバーズアプリを刷新。これまで通信販売用、直営店舗用と販売チャネルごとにあったアプリを統合する。
これまで通信販売・直営店舗それぞれ別々だったアプリを1つにまとめる。さまざまなコンテンツや情報をひとつのアプリで閲覧することができ、ファンケルを「体験」する機能を強化したアプリとなる。
主な変更点は次のとおり。
- 「AIパーソナル肌分析」サービスや「ヘルスカウンセリング」「パーソナルカラー診断」など、これまで直営店舗アプリでしか利用できなかったデジタルカウンセリングサービスが、通信販売での買い物時も利用可能に。
- 直営店舗での対面カウンセリングやオンラインカウンセリングの予約ができるように。
- コンテンツサイト「FANCL CLIP」の記事や、ファンケルを"知る"エンターテインメントチャンネル「そこまでやりますチャンネル」など、さまざまなコンテンツや情報がアプリ内で閲覧できる。オンラインイベントやライブショッピングなどの情報も発信する。
- 通信販売・直営店舗それぞれが実施するキャンペーンの情報をアプリ内で確認して、お得な買い物が可能に。今後は、アプリを活用した両チャネル共通のキャンペーンを積極的に行っていく予定。
ファンケルは2020年、新型コロナウイルス感染拡大により直営店舗が休業した際に、直営店舗を利用するユーザーに対して通信販売を積極的に案内。通信販売の利用者数が増加した一方で、ユーザーからは、アプリが2種類あることが利用しづらいといった声が寄せられた。
また、直営店舗の休業や感染拡大防止の観点から、ユーザーの肌に触れるカウンセリングの自粛など、接する機会が減少。そこで、メンバーズアプリをユーザーの利便性を高めるために機能を集約したのに加え、体験機会を提供できるように刷新した。
ファンケルは、2021年度から開始した中期経営計画の中の方針のひとつに「ファンケルらしいOMOの推進」を掲げている。通信販売、直営店舗の両チャネルを有する強みをITの活用でさらに発揮して、ユーザーの体験価値の最大化を目指す。