メルカリは、台湾大手のECモール運営会社であるPChome Online Inc.グループ傘下の比比昂(Bibian)と業務提携をし、Bibianが運営する越境代理購入サービス「Bibian 比比昂」を通じた台湾での越境販売を開始する。
「Bibian 比比昂」上で台湾のユーザーから注文が入ると、台湾のユーザーに代わり「Bibian 比比昂」の公式アカウントが「メルカリ」上の商品を購入し、日本国内の拠点で商品を受領・検品後、台湾のユーザーへ発送する。台湾への配送等はすべてBibianが行うため、「メルカリ」の出品者は、これまで通りの配送方法と配送料での取引ができる。
なお、「Bibian 比比昂」上に掲載された「メルカリ」の商品は、台湾の大手ECモールである「PChome」上からも検索可能。これにより、さらに多くの台湾のユーザーが手軽に「メルカリ」の商品を見つけられる機会を提供する。
メルカリは、中期的な経営戦略としてさらなるグローバル展開に力を入れており、2019年11月より世界100以上の国・地域を対象にCtoCの越境販売を開始している。これまでの取引から、「メルカリ」の商品に対する台湾からの需要が明らかになっていること、また台湾の消費者の42.7%が過去1年間に越境ECを利用し、越境ECサービスとの親和性が高いことから、今回PChomeグループ傘下の「Bibian 比比昂」と提携し、越境販売を開始することを決定した。