調査結果によれば、ホームファッション市場は、家具や照明器具など住宅の新設や転居時に需要が生まれるアイテムの比率が高く、新設住宅着工戸数と連動して推移する傾向が強いとのこと。2013年は新設住宅着工戸数の増加したことから、ホームファッション小売市場規模を前年比101.8%の3兆1,459億円と予測した。
分野別には、「ベッドリネン・寝具」が前年比 103.6%の5,307億円、「タオル製品」 103.2%の1,610億円、「ナイトウェア・ホームウェア」101.2%の1,500億円、「ホームファニチュア」100.0%の9,216億円、「インテリアファブリックス」100.9%の5,556億円、「ホームライティング」 104.2%の4,300億円、「キッチン・テーブルウェア」102.0%の3,970億円と予測している。
本調査は、2013年7月~9月にホームファッション業界に携わるメーカー、卸、小売業者を対象に、矢野経済研究所専門研究員による面談ヒアリング、電話取材、文献調査を併用して実施された。