著者の田中です。[デコ乃] さん、読んでいただきありがとうございます。「高品質ガラスストーン使用のデコ商品を販売の需要があるのか？」ということですが、どのくらいのニーズをもって需要があるというのかという指標が難しいところです。一般的に考えて、需要はあると思いますが、ビジネスとして成り立つかどうかは、別問題でもあります。

マーケティング的に考えて場合、需要がある商品を扱うのか、需要を作り出していくのかになりますが、後者の場合には、その時間がかかりますので、個人や小規模企業は選択しにくい展開となります。一方、需要がある商品を扱うというのは常套手段ではありますが、その分競争がありますので、他の比べて勝てる要素がないと難しいことになります。[デコ乃] さんの場合、他との違い（勝てる要素）が高品質ガラスストーンであると考えます。ガラスストーンでの需要とスワロフスキーの需要の中で、[デコ乃] さんと同じ感覚の「いいけど高すぎるから買わない」と思っているユーザーがターゲットになると思います。そのターゲットユーザーの割合が、例えば1％だとした場合でも、日本全国から考えると凄い数になります。例えば1000万人の1％だとしても、10万人の需要がある計算となります。しかし、それは机上の計算で、実際には、ターゲットユーザーに「私のお店はここにあります。高品質ガラスストーンで素晴らしい商品を扱っています」と知らせることが非常に難しいのが現実です。

ですので、
１）どうやって多くの方に存在を知らせるのか？
２）どうやって高品質ガラスストーンの魅力を伝えるのか？
が第一段階として存在し、
３）購入してもらうための商品力、サービス
となります。

「ストーンの違いや特徴を説明したページはしっかり作る予定」とのことですが、目的は伝えることですので、その説明やデザインをユーザー目線で考え、訴求できるものにしてください。この訴求がうまくいかなければ、「やっぱりスワロフスキーだな」となってしまいますので。[デコ乃] さんの想いも掲載すべきだと思います。その想いに共感してもらえる人への訴求力も高まりますので。

需要があるかどうか、ビジネスとして成り立つかどうかは、タイミングと方法、その品質等、様々な要素が絡むので誰にもわかりませんが、何かを行う上で、妥協するのではなく自分が納得してトライすることは大切なことだと思います。がんばってくださいね。参考になれば幸いです。

Name：田中 正志　　Date：2012年04月10日 13:05