「はぎれの品質表示について」のQ&A
はぎれの品質表示について
Name:バニラ Date:2011年11月03日 17:24
本読ませていただきました。ますますやる気になっているのですが、問題があります。
エコを伝えたいので、縫製工場さんから出る、残布やハギレを使って、洋服や、小物を一点ものとして、販売しようと考えています。
ですが、品質表示でつまってしまいました。
もともとゴミとされていたものですから、生地の組成がわからず、もちろん検査に出す力もありません。
何か良い方法はないでしょうか??
はぎれを利用した洋服はあきらめた方がよいのでしょうか??
著者の田中です。[バニラ] さん、読んでいただきありがとうございます。「縫製工場さんから出る、残布やハギレを使って」とのこと、難しい問題ですので、家庭用品品質表示法を所管している機関の知人に聞きました。
結論として、組成や洗濯表示が必要な衣類の場合は、組成が不明では不適正になってしまうとのことです。不適正ということですので、生地の組成がわからないものは使用できません。したがいまして、組成が確認できるものに限って販売するのが賢明だと思います。なお、小物類は家庭用品品質表示法が適用されないものも多いので、そちらを中心に扱うのも一つの方法になります。それなら、生地の組成がわからないものも使えますので。
「エコを伝えたい」という[バニラ] さんのお考えはとても大事だと思います。しかし、残念ながら家庭用品品質表示法としては、「組成も洗濯方法も分からない衣類は本当に困る」という消費者の立場を考えた見解になるようです。
「ますますやる気になっている」という[バニラ] さんですから、このようなハードルに負けないでがんばっていって欲しいと思います。参考になれば幸いです。
Name:田中 正志 Date:2011年11月07日 23:22
ご返答ありがとうございます。
消費者の立場になると確かにそうですよね。
考えが甘かったです。
組成がわかるものは洋服、不明なものは小物に区別してまずは始めていこうかと思います。
どうしよか迷っていたので、とても助かりました。
ありがとうございます。
Name:バニラ Date:2011年11月08日 14:02