顧客理解とマーケティング効率化 両輪でビジネスを磨けるGA4
2020年10月にリリースされたGoogle アナリティクスの新バージョン「Googleアナリティクス 4 プロパティ(GA4)」。まもなくリリースから1年が経過するが、「現在の導入動向とGA4でできること、EC担当者がどう活用すべきかを改めてお伝えしたい」と村松さんは語る。
「プリンシプルで2021年6月にGA4に関するウェビナーを開催した際、導入済という企業は50%と約半数を記録しながらも、実際に活用し始めている・活用のイメージを掴むことができていると答えた企業はほんの数社でした。GA4やデータマーケティングに関心を持つ方でもまだ手探りというのが現状のようです。ここで改めて導入のメリットや活用方法を伝えたいと思っています」
村松さんは活用の方向性として、次のふたつの項目を提示した。
- データ統合によるフルジャーニーの可視化
- 機械学習を活用した広告最適化
各項目を掘り下げると、1. は「顧客の動きの全体像をとらえることができるもの」、2. は「デジタル活用によるマーケティング効率化が実現できるもの」である。つまりGoogleは現代の事業者が抱える課題や問題点に対して、GA4で解決の糸口を提示していると言える。