良く使われる施策に絞ってメールマーケのハードルを下げる
セグメント配信やシナリオ配信と言えば、一般的にマーケティングオートメーション(MA)が担う役割だ。CuenoteFCは本来メール配信システムでありながら、MAさながらの機能を追加し続けている。今後も、データを活用したメールマーケティングを支援すべく、新たな機能が追加されていくとのことだが、高機能になるほどツールの扱いは複雑になっていく。どのような塩梅で機能の進めていくのだろうか。
「メール配信機能については、その性能の高さから、大規模な企業様にもご利用いただいています。一方で『Webトラッキング機能』をはじめとするMA的な機能は、中小規模の企業様向けとターゲットを定めています。データを活用したメールマーケティングに興味はあるけれども、MAなどの専用ツールを導入していなかったり、使いこなせていなかった企業様に向け、頻繁に実行されるであろう機能に絞って搭載することで、使いやすく実行のハードルを下げています。機能が増えるほど複雑になっていくという課題については、UI/UXの工夫でさらにわかりやすくしていこうと取り組んでいます」(及川さん)
「機能を充実させつついかにシンプルにするか。矛盾したものを追い求める命題だと考えています。その画面を開いた際に『ウッ』となってしまわないよう、最初に見せる機能はできるだけ絞る、機能のレベル分けするといった工夫を凝らしています」(田口さん)
やりたかったメールマーケティングをメール配信システムで手軽に
わずか1年ほどで、カートリマインド、シナリオ配信、Webトラッキング機能と、機能を充実させてきたCuenote FC。まずは使ってみてほしいと、開発を手掛けたメンバーは言う。
「もっとデータを活用したメールマーケティングを実行していきたいけれど、別の専用ツールを入れないと、リソース確保しないと……とさまざまな理由から取り組めていなかった企業様にとっては、こんなに簡単にやりたかったことができるのか!と感じていただける機能だと自負しています。
コロナ禍により、お客様とオフラインで直接接触し、そこで行動変容を促すことが難しくなりました。タッチポイントはオンラインに限定されたといっても過言ではないと思います。新型コロナウイルス感染症の流行が収束したからといって、変わることはないパラダイムシフトではないでしょうか。ウェブ上のタッチポイントを活用し、そこで取得したデータで次の手を打ち、関係を深めていく取り組みはますます重要になるでしょう。Cuenote FCの手軽に行えるメールマーケティング機能によって、皆様のマーケティング、CRM活動をご支援できればと考えています」
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