○○Payでは満たせないニーズにも メールリンク型でスモールスタートから
――すでに導入が決まっているのは、どのようなEC事業者ですか?
家電やブランド品など、従来の後払い決済が導入しにくかった事業者様に喜んでいただいています。高額で換金性の高い商材は敬遠されていたようですが、「後払いワイド」ではそういった条件ではお断りしていません。
また、総合ディスカウント事業やフィットネス事業など、さまざまな事業者様にもご利用いただいています。高額商材に限らず、クレジットカードを持っていない・持っていても利用したくない若年層のユーザーをターゲットにした事業者様にも、適したサービスだと考えています。
――決済サービスの導入ハードルのひとつが、システム開発です。後払いワイドの導入方法や開発期間について教えてください。
連携にはふたつのパターンがあります。ひとつ目がAPI連携です。EC事業者様の環境にもよりますが、開発期間は1~2ヵ月程度を見ていただければと思います。
ふたつ目がメールリンク型での連携で、こちらは開発が不要です。ユーザーは「後払いワイド」を選択された後にメールが送られるので、そのメールに記載のリンクから、後払いワイドにお申込みいただく仕様となります。EC事業者様には手作業でのオペレーションをご負担いただきますが、初期費用もかからないため、気軽に「後払いワイド」をお試しいただくことができます。
なお、より多くの事業者様にご利用いただけるよう、ASPカートなどECプラットフォーム事業者様とも連携の話も同時進行で進めています。
――「後払いワイド」の今後のご展望と、EC事業者にメッセージをお願いします。
EC市場の拡大とともに、後払い決済の利用も伸びていくと考えています。後払いワイドを開発する前に、オンラインショッピングにおける決済手法を調査していたところ、クレジットカードを持っていない・持っていても利用したくないユーザーが一定層いることがわかりました。
オンラインショッピングにおいて、希望する決済手段がなければ購入をあきらめるユーザーが少なくないことは、複数の調査でわかっています。決済はECにおいて脇役ですが、支払い方法の選択肢を広げることは、少なからずコンバージョンアップ、ECサイトの売上に貢献できると思っています。
今話題の「○○Pay」のようなキャッシュレス決済も、その多くはクレジットカードとの連携が必要になるか、連携する口座にその時お金がなければ使えないものです。「後払いワイド」はそうではありません。後払い決済の導入を希望しながら条件面が折り合わなかったEC事業者様はもちろん、これまで後払い決済に興味がなかった事業者様にも、ぜひ一度「後払いワイド」のご説明をさせていただければと考えています。お気軽にお問い合わせください。