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「欲しい粗利は自分で決める」 粗利を増加させるためにいちばん大切なこと

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これから勝ち残るのは「粗利への理解度が高いEC」

 さて、そろそろこの連載の締めくくりに入らなければなりません。

 なぜ今「粗利」のことを書きたかったのかと言うと、これからますます運送会社の送料や最低賃金などのコストは値上がりするだろうと考えていることが、理由のひとつです。

 コストの値上がりは、一部の大規模ECより中小ECにとって打撃になります。もし打撃を受けて弱っている時に、大規模ECが事業規模や資金力を活かしてさらに価格競争を仕掛けてきたら、中小ECはどうなるでしょうか。

 某モールでも、有名だったお店が閉鎖に追い込まれたという話をチラホラ聞くようになってきました。このような経済環境の中で中小ECが生き残るためには、粗利を増やす以外に道はないと思っています。

 そのためにはまず、売上や受注件数の大きさを軸とした評価基準を変える必要がある、と私は考えています。

 「広告を出稿して売上を増やす」のではなく、「粗利を増やしてくれる商品を売るために広告を出稿」してください。

 価格で勝負をしかける前に、その商品がもしかしたら受注件数を減らすべき粗利単価帯の商品かもしれない、という視点を持ってみてください。価格競争をするにしても、欲しい粗利単価帯の注文を、欲しい粗利単価で受注できる範囲で行うべきです。

 このような経済環境の中で中小ECが生き残るための第一歩、それは「いくら粗利が欲しいかを自分で決めること」です。

 このことをお伝えしたいという思いで、半年間の連載を担当させていただきました。最後まで読んで下さったECzine読者の皆様、本当にありがとうございました。またお役に立てる機会がありましたら、何か書きたいと思います。

<了>

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連載:中小ECショップのための 粗利からみる売上アップ講座

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