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「効率化を求めすぎて商売を忘れてないか」 ハイフィットの吉村さんに売るための本質を聞いてきた

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2017/10/18 08:00

 運営堂の森野さんが日々の情報収集で気になったことをインタビューしていきます。今回は競合が増え続けるネットショップ業界での生き残りについて、ハイフィットの吉村正裕さんにお話を聞いてきました。

 EC市場は拡大しているとはいえ、競合がどんどん増えて取り合っているのも事実です。そんな中で、小規模のショップが生き残るための方法について、各地で、ECセミナーに登壇しているハイフィットの吉村正裕さんにお話を聞いてきました。

運営堂・森野さん(写真左)とハイフィット・吉村さん(写真右)

デパートにお店を出して、テナント料で文句を言っているお店があるのか?

森野(運営堂) 今日は、「ECで売れるために何をするか」というテーマでお話をお聞きしたいと思います。SEOとかリスティング広告とかテクニックを抜きにして商売にフォーカスするということで。

まずは私もよく聞かれる、定番の「どこで売ればいいの?」という質問からです。楽天なのか、Yahoo!なのか、Amazonなのか、自社なのか、ですね。これについてはどのように回答されていますか?

吉村(ハイフィット) セミナー後の質問でこれって必ず出るんですよ。僕は一言で答えてます。「そんなもん、製造業、小売業、卸など、業態バラバラで、商材もバラバラなのに十把一絡げで答えられるわけがない」って(笑)。

森野 やっぱりそうですよね(笑)。向いてる向いてないがありますし。

吉村 認知を拡大させたければどこで出してもいいんですよ。逆に言うと、自社サイトであろうと、楽天であろうと、Yahoo!であろうと出さない理由がわからないんです。

よく言われるのが「だって楽天ってお金取るじゃない」って。だけどあれもよく考えたら変な話でね、リアルで考えたら、どこかの和菓子屋さんがデパートにお店を出してテナント料とられたうえに、売上の何%取られるって文句を言ってるか?っていう話なんですよ。逆に集客をしてくれてるんだから、当たり前でしょ?と僕は思うんです。

森野 確かに聞いたことがないですよね。

吉村 最初売れてる時は入口の近くだったのが、売れなくなるとだんだんトイレの近くに追いやられるとか、最終的に売れないと出て行けっていうのもあるじゃないですか。それと同じでモールだって厳しい世界です。だから、ネット、ネットって言うけど、リアルの後追いしてる感がものすごくするんですよ。

森野 なるほど、そのあたりを詳しく聞かせてください。

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