まずはフリマアプリから始めるのもアリかも?
ネットショップというと独自ドメインのお店か、楽天、Yahoo!ショッピングなどのモールを想像しますが、今回はCtoC(個人間取引)マーケットのお話。
日本では長らくCtoCの市場はヤフオク!の独壇場でしたが、ここ数年のスマホの普及で市場の拡大と勢力図が変わりつつあります。
なぜ今回ECzineでこの話題を書くのかというと、現在ネットショップで活躍している経営者、ショップオーナーの方で元々ヤフオク!からネット通販を始めたという方が多いからです。
なのでこのCtoCマーケットで、手応えを感じて、本格的にネット通販に参入するという流れもあるかと思い書いています。
CtoCのサービスといっても、ネットショップ同様、商品をネットにアップして、お客様に購入頂き、発送するという一連の作業に変わりはありません。
このサービスの特徴は、商品が1商品から、スマートフォンがあれば今すぐに始められることにあります。独自ドメインを取得して、難しいHTMLをいじって……と難しいことはまったくなく、商品をアップするだけで始めることができます。
そして、各CtoCのサービスには既に何かを買いたい!と思っているお客様がたくさんいるので、売れる可能性が大いにあるわけです。
すでにユーザーが存在しているというのは楽天やYahoo!ショッピングなどに似ています。しかしモールの出店と大きく違うのは、CtoCはお店を出すというよりは商品を出す、より個々の商品に寄ったサービスとなっています。
それでは、ヤフオク!とスマートフォンのフリマアプリ4つをご紹介したいと思います。
ヤフオク!
言わずと知れた日本最大のポータルサイト「Yahoo!Japan」のオークションサービス。ネットオークションとしても日本最大級で、年間の売上流通額は約6,900億円とケタ違いです。ネットオークションのシェアも約80%となっています。
名称の通り、ヤフオク!はオークション形式で、この後紹介するフリマアプリとは違いますが、CtoC市場としても最大のため紹介しました。
個人でも利用でき、その場合はYahoo!プレミアム会員(月額399円)の必要があります。システム利用料は売上の5%です。
私自身も学生時代はよく出品、落札で利用して主に洋服を売買していました。オークション形式のため、思ったより高くなって儲かったりしました。今思えば、ここの経験は独立後のネット通販の基礎になった気がします。