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実装5分でCTR20%、CVR6%!今話題のウェブプッシュ通知についてアッションさんに聞いてきた。

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2017/02/17 08:00

 運営堂の森野さんが日々の情報収集で気になったことをインタビューしていきます。今回はウェブプッシュ通知サービスについて、アッションの坂田さんに成功事例と導入のポイントをお聞きしました。※タイトルの「CVR6%」は、通知クリック先のCVRの数値です。

 最近、見かけることの多くなったウェブプッシュ通知サービス。やたらと登録のダイアログが出て、邪魔なぐらいですよね。邪魔にならずにユーザーにメリットをもたらすような、効果的な運用方法とは。ウェブプッシュ通知サービスを提供する、アッションさんにお聞きしました。

写真右、アッション坂田さん。写真左、筆者の森野(運営堂)さん

対応しているブラウザはChrome、Safari、Firefox。iOSは未対応。

森野(運営堂) そもそも、ウェブプッシュ通知サービスって正式には何というのですか?

坂田(アッション) ウェブプッシュもしくはブラウザプッシュですね。英語の“web push notification”という言葉からなので。

森野(運営堂) なるほど。似たようなツールで比較されやすいのは、メールやLINE@あたりですか? SNSはちょっと違うような気がします。

坂田(アッション) サービス側がユーザーとコミュニケーションを図りたいときのタッチポイントとしては、おそらくSNSも一応比較対象にはなります。ただ、メッセージを送る意味ではLINE@、LINEコネクト、ダイレクトメールあたりで、あとはアプリのプッシュです。スマホの場合に限っては、見えかたもほとんど変わりませんので。

森野(運営堂) 確かに、アプリのプッシュとの比較が一番わかりやすいですね。アプリはどうしてもインストールという高いハードルもありますし、開発にもアップデートにも費用が掛かってしまいますよね。

坂田(アッション) さらに、それを毎日使うというハードルもあると思います。おっしゃるようにサービス側もしくは企業側からすると、アプリをまず開発する初期コストがすごくかかります。iOS、Android向けを作るとなるとなおさらです。ウェブプッシュの強みとしては、そういったところがないのが第一です。実装もタグを入れるだけなので、Google タグマネージャーなどを使えば5分で終わってしまいます。

ウェブプッシュはブラウザに依存するので、ブラウザがアップデートするタイミングで新しい機能が追加されることもありますが、基本的にアプリのように、インターフェイスがおかしくなるというところまではいきません。そこが大きな違いかなと思います。

森野(運営堂) 対応しているブラウザは、Chrome、Firefox、Safari、Operaあたりでしょうか?

坂田(アッション) そうですね、Chromiumベースになっているブラウザ系であれば、かなり対応しています。Chromeのシェアがどんどん伸びているので、ウェブプッシュサービスの可能性は、ますます大きくなっていくのかなと思います。ちなみにIEは使えず、Edgeはこれから対応する予定です。

残念ながら、現状、iOSに対応していないことが唯一の弱みです。とくに日本のマーケットは、やはりiOSの割合が多いですから。クッキーをベースにしていますので、パソコンが変わってしまったり、クッキーを削除された場合もダメです。

森野(運営堂) 業種で言うと、メーカーや金融、大手企業はIEを使っていますから、こうしたユーザー層に弱いともいえますよね。導入時に、このあたりは確認されるのでしょうか?

坂田(アッション) 基本的に、当社のセールスフローの中には必ず、シミュレーションと現状のブラウザの割合、ときにはデバイスの割合、新規のリピーターの割合も見て、どういった推移でサブスクライバー(登録者)数が増えていくのか、そこの費用対効果も見極めていきます。

森野(運営堂) やはり新規・リピートの率は見るんですね。

坂田(アッション) はい、リピーターはサイトへのロイヤリティも高いので、通知登録してもらいやすいです。とくにECサイトの場合、常にサイトで購買を繰り返している人に対して、アップセル、クロスセルを狙った販促的なこともウェブプッシュで行えます。ですから、新規・リピーターの率を最初に理解しておくことも重要です。

新しいチャネルをひとつ確立するのは、コストがかかることです。シミュレーションで、ある程度の母数が、つまりこのサービスを使うだけのパイが集まるかどうかは、最初に見極める必要があると思いますから。

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