こんにちは、アラタナの山口です。前回から自社ECサイトの「CVRを上げるには」というテーマを始め、「まず必要なこと」について書きました。
前回までの復習はこちら
- 第1回:これから自社ECを始める企業が、肝に銘じるべき3つのポイント
- 第2回:[RFP作成12のポイント付き]失敗しない自社ECサイト構築、4つのステップ
- 第3回:オープン直前で陥りがちな失敗事例と備えておくべきこと
- 第4回:自社ECサイトのリニューアル、失敗せず効果を最大化する3つのポイント
- 第5回:ECサイト集客の「入口」でおさえておきたい5つの主要チャネルとその特徴
- 第6回:EC事業者向けリスティング広告おさらい 基本で重要な3つのポイント
- 第7回:自社ECサイトのコンテンツマーケティングは「商品詳細ページ」を作りこむべし
- 第8回:ECサイトのCVRを上げるには 「お客様を知る」Googleアナリティクス活用法
今回からは、Googleアナリティクスを活用し、「お客様を知る」という部分をより掘り下げていきます。前回(第8回)の記事をまだ読んでいない方は、先に目を通していただくとより理解が深まるかと思います。
「お客様を知る」ふたつの視点
ひとくちに「お客様を知る」といっても、どうすればよいか。
前回は、お客様の行動フロー(流入→サイト内回遊→購入・離脱)に合わせ、セクションごとにデータを集計・分析すると説明しました。
そのデータを見る視点は、大きく分けてふたつあります。
- どんな経路でサイトへ訪れているのか(入り口)
- サイト内でどんな行動をしているのか(サイト内行動)
具体的には、集客しているお客様はターゲットユーザーと合っているか、ターゲットユーザーがサイトに訪問している場合、サイト内のどこが入口ページとなり、その後どのページを見て最終的にCVに至っている/いないを見ていくイメージです。