今年も行ってきました!IRCE2015レポートをお届けします
シカゴステーキ、シカゴピザ、ドーナツ等々で体型リバウンド状態の川連一豊です。今年もシカゴで開催されたIRCE2015。相変わらずのパワーを身体中で受け止めてきました!
IRCE(Internet Retailer Conference & Exhibition)はEコマースに関わるカンファレンス&展示会の世界最大規模のイベントで、Eコマースに関するテクノロジーやマーケティングなどの情報を学ぶとなっています。今年で11回目となりました。
IRCE2015の今年のキーワードは、パーソナライズ。
オムニチャネルや越境、CRMなんてもう当たり前。米国のEコマースでは、今のテーマは1人ひとりに最適なおもてなし=パーソナライズがテーマとなっています。お客様やユーザー全員に同じサービス、同じコンテンツを提供するのではなく、1人ひとりの属性や購買、行動履歴に基づいて最適化&提供する手法ですね。
日本のEコマースでは、パーソナライズはサイト訪問時に関連性の高い商品を表示したり、レコメンド(オススメ)機能やランディングページの最適化、一部のショッピングカートでページの表示を変更するおもてなし機能がある程度です。
性別や生年月日、マイサイズまで入力してパーソナライズしようとしていますが、ソーシャル上のビッグデータを用いたり、Amazonでは購入した商品や見ている商品でパーソナライズ化しています。
実際に展示場では、パーソナライズに特化したテクノロジーやサービスもありました。Eメールマーケティングは、日本は個人情報保護の動きから、全配信かセグメントしても購入回数程度で同じような内容を配信していますが、米国ではパーソナライズされたEメールマーケティングも盛んに行われています。