ファミリーマートが「SPU」に参加する3つの理由
ファミリーマートのエグゼクティブディレクターCMOである足立光氏からは、ファミリーマートの視点からSPUに参画する3つの理由が解説された。
1つ目は「ネットとつながり、選ばれるお店」を目指すためだ。楽天経済圏と深く連携することにより、ネットとリアル店舗が結びつき、日常的に顧客から優先して選ばれるお店としての優位性を確立する。
2つ目は楽天経済圏の持つパワーに魅力を感じたからだ。1億以上の会員基盤を持つ楽天と、全国に広がるファミリーマートの顧客接点を活用し、強力な双方向の送客循環(来店から日常決済、SPU倍率UP、楽天市場での購買、ポイント消費)を生み出す。
3つ目の理由は、ファミリーマートが目指す「いちばんちょっとおトク」なコンビニの実現だ。普段から日常的に利用している楽天のポイントプログラムが、ファミリーマートの店舗でも連動してお得になるという、新しい購買体験を提供したい狙いがあった。
足立CMO「大型キャンペーンに匹敵する効果を期待」
足立氏は、今回の協業がリアル店舗にもたらす集客・売上効果に強い期待を寄せた。楽天の持つ巨大な会員基盤と全国のファミリーマート店舗の接点を活かすことで、これまでにない規模での「相互送客」が実現し、ネットとリアルを繋ぐ接点を作ることができると言及。
その上で、今回の施策について、「ファミリーマートの大型キャンペーンに匹敵する売上増の効果を期待している」と語った。これは一過性の単発イベントに留まらず、年間を通じてその効果が継続されるものとして見込んでおり、コンビニを単なる商品の物販の場として終わらせるのではなく、様々な経済圏における重要な「ハブ」へと進化させていく構想を示した。
発表会の締めくくりとして、楽天グループの河野氏は、ポイントをより有効に活用してもらう循環を作るためにも、楽天ユーザーに向けてファミリーマートへの来店や楽天市場の積極的な利用を促し、ネットとリアルの相互送客を活性化させていきたい方針を示し、記者発表会での説明を締めくくった。
