MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所は、18歳〜69歳の男女1,000人を対象に「ECサイト利用とそのAI利用の実態調査」を実施。その調査結果を発表した。
楽天市場、Amazonは7割超のEC利用者が活用
調査対象者のうち、ECサイトを普段利用している496人を対象に利用しているECサイトを聞いたところ、「楽天市場」が77.1%と最も多く、「Amazon」が75.2%、「Yahoo!ショッピング」が45.5%という結果に。

EC利用者の7割以上が月1回以上ECサイトを利用

ECサイト利用者にECサイトの利用頻度について聞いたところ、月1回以上「利用する」と回答したのは70.4%、「利用しない」と答えたのは29.6%という結果に。月1回以上ECサイトを利用する回答者に頻度を聞いたところ、「月に2~3回程度(36.3%)」、「月に1回程度(32.5%)」「週に1回程度(18.4%)」と続いた。

ECサイトで購入する商品は「食品・飲料」「日用品・化粧品」「衣料品」
ECサイト利用者にECサイトで購入する商品を聞いた結果は、「食品・飲料」が45.3%と最も多く、「日用品・化粧品(44.6%)」「衣料品(44.2%)」と続いた。

ECサイト利用時に不便だと感じる点は「レビューの内容が信頼できない」「広告やメールが多い」「自分に合う商品かどうか判断しづらい」
ECサイト利用者に、利用時に不便さを感じることがあるか聞いたところ、「不便だと感じる」が54.4%、「特に不便と感じることはない」が45.6%という結果に。
「不便だと感じる」と回答した270人を対象に理由を聞いた結果は、「レビューの内容が信頼できない」が30.2%と最も多く、「広告やメールが多い」が28.1%、「自分に合う商品かどうか判断しづらい」が27.8%と続いた。

ECサイトでAIにサポートしてほしい人は半数以上 求める機能のキーワードは「比較」「最安値」「検索」
ECサイト利用者に、ECサイト利用時にAIにサポートしてほしいか聞いた結果は、「AIにサポートしてほしい」が51.3%、「特にAIにサポートしてほしいことはない」が48.7%を記録。「AIにサポートしてほしい」と回答した254人に、希望する機能を聞いた結果は、「複数のサイト、ショップの価格や在庫をまとめて比較できる機能」が41.6%と最も多く、「価格の変動を通知し、最安値を教えてくれる機能」が41.1%、「あいまいな言葉でも商品を探せる検索機能」が33.6%と続いた。

調査概要
- 調査名:「ECサイト利用とそのAI利用の実態調査」
- 調査期間:2025年11月14日~11月17日
- 有効回答:1,000人 ※男女構成比に合わせてウエイトバックを実施
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:18歳~69歳の男女
- 調査実施機関:MMD研究所
