サイト表示の高速化はツールで自動化すべき?その理由とは
続いて、Reproの2人はRepro Boosterのサイト高速化の裏側について解説。従来のCDNや圧縮ツールとは一線を画す、独自の技術と運用体制が存在するとした。
一つ目の仕組みは「クリック予測とリンクの先読み」だ。これは、ユーザーが次にどのリンクをクリックするのかをAIが予測し、クリックされるよりも前に、そのリンク先のコンテンツを端末に先読みさせるという仕組みである。
ユーザーがクリックした際には、すでにコンテンツが裏側で待機している状態となるため、高速な表示が可能になる。従来のCDNではHTMLキャッシュといった設定が必要であったが、Repro Boosterは独自の技術を開発し、特許を取得している。

二つ目の仕組みは「画像フォーマット自動変換」だ。フェリシモのように画像を多く扱うサイトにとって特に重要となる機能である。ページ内の全画像を、見た目の画質を損なうことなく、データ量を大幅に圧縮できる次世代フォーマット(WebPなど)に自動変換する。
中澤氏は、Repro Boosterの最大の特徴は、これらの高速化を「運用しなくていい」点にあると強調した。
自身が過去に携わった高速化プロジェクトは「大体1年がかりで3,000万円くらいかかった上に、永遠にメンテし続ける必要があった」と大きなコストと継続的な工数が発生したことを明かした。それに対し、Repro Boosterはタグを設置するだけで、サイトのあらゆるファイルを自動で軽くし、運用負荷をかけずに高速化を実現する。
西本氏は、中澤氏の解説に対し、Repro Boosterの導入を決定づけた背景について明かした。
「導入企業に運用負荷がかからないのが良いですよね。サイト表示の高速化が維持できるのも、Reproさんが常に改善し続けているからですよね」(西本氏)
Reproではエンジニアチームが高速化アルゴリズムや画像変換について改善を続けている。この成果を追求する『執念』こそが、ECの顧客体験を裏側で支え続ける上で、非常に大切な要素であるのだ。
最後に西本氏は「自社にとっての体験は何か、お客様が普段から何を期待しているのかを想像し続け、考え続けることが大切」と改めて顧客体験を設計することの重要性を語り、セッションを締めくくった。
※本記事で紹介しているRepro Boosterの機能・仕様は、イベント開催時点の内容に基づいています。最新の改善数値・アップデートとは異なる場合があります。
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