Shopifyは、2025年7月31日に同一国もしくは地域にてShopifyストアを運営する事業者同士の直接取引・ストア間連携をスムーズにする「Shopify Collective」の対応国に日本を追加した。
「Shopify Collective」は、Shopifyに標準搭載されたドロップシッピング機能をストア間でより円滑に活用できるようにした機能で、条件を満たしたストア運営者は「リテーラー」「サプライヤー」双方の立場で利用することができる。同機能により、リテーラーは在庫リスクや商品登録の手間を負うことなく容易な商品調達や販売を叶えられ、サプライヤーは販売チャネルの拡張が可能となる。
「Shopify Collective」に対応するには、日本円などサポートされている通貨のいずれかをストアのデフォルト通貨として設定するなど、一定の資格要件を満たす必要がある。また、米国外に拠点を置くリテーラーは、現時点ではサプライヤーからの招待によって取引を開始できるようになっているなど、一部機能に制限がかかっている。