アルバイト代は7~10万円 大学生がお金をかけるカテゴリーとは
【座談会メンバー】
- 4年生 松村志乃さん
- 4年生 門井佑太さん
- 3年生 飯島陸さん
- 3年生 西川杏姫さん
──高校時代と比べると自由に使えるお金が増えたのではないでしょうか。実際のところ、毎月どのくらい買い物をしていますか。
松村さん 毎月7~8万円分は、自分のために消費していると思います。アルバイト代をそのまま使っていますね。使う先は、洋服や美容、ネイルサロン。旅行に行くこともありますが、振り返ると現地ではあまり浪費していません。

門井さん 僕の場合は、交際費が多いです。あまりモノを購入しないのですが、最近は趣味の陶芸に必要な土15KgをECサイトで買いました。
飯島さん 僕もアルバイト代は毎月8~10万円ほどです。実家暮らしなので、自分で稼いだお金は自由に使えています。
──お金を使っても良いと思うカテゴリーと、そうでないカテゴリーの違いを教えてください。
門井さん 形や記憶に残るものや、体験には惜しみなくお金をかけたいと思っています。将来の役に立つと考えているからです。一方で、消耗品などは極力安いものを選びます。たとえば、スマートフォンのカバーフィルムなどは100円ショップで買いました。
洋服は頻繁には購入しませんが、買うときにはお金をかけますね。1年後に同じ値段以上になっていても手放したくないと思えたら、多少高くても選んでしまいます。
西川さん たしかに、ちょっと良いものや可愛いものは、そばにあるだけでテンションが上がりますよね。私も食費などにはあまりお金をかけません。正直、コンビニエンスストアでおにぎりを買うのも高いと思ってしまうほどです。
飯島さん 僕がお金を使う先は、主に推し活ですね。アイドルとお笑い芸人にいわゆる“推し”がいて、ライブへの参加やグッズの購入はもちろん、ミュージックビデオが撮影された場所に“聖地巡礼”もしています。リターンがあるわけではありませんが、そのためにアルバイトを頑張れます。自分へのご褒美です。
松村さん わかる! 私も以前、 K-POPアイドルの推し活をしていたときは、すごくお金を使っていました。今はコンテンツが多くなりすぎて追いつけず、自然と推し活を卒業しました。K-POPでは新曲がリリースされる“カムバック”と呼ばれる期間があり、1回のカムバックで2~3万円は使っていましたね。
複数のデザインでシングル曲が発売されるのですが、好きなアイドルなら全パターン集めたいです。新曲関連の商品も、グッズなどは事前に大体の中身が予想できるため、迷わず購入していました。カムバックの期間に合わせて、アルバイトの計画を立てていましたね。