SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2025 June【オンライン+スタジオ観覧型イベント】

2025年6月12日(木)10:00~17:25

FBA(フルフィルメント by Amazon)

読み:エフビーエー(フルフィルメント バイ アマゾン)
正式名称:Fulfillment by Amazon/Fulfilled by Amazon

記事更新  

 FBA(フルフィルメント by Amazon)は、Amazonが出品事業者に代わってフルフィルメント業務を代行するサービスである。

 フルフィルメント業務とは、ユーザーの商品注文から到着までに発生する一連の業務を指す。Amazonの出品サービスを利用する場合、通常は商品の保管、注文処理、発送手続きを事業者が自ら行う必要がある。しかし、FBAを利用すれば、これらの業務をすべてAmazonに委託できるため、事業者はその他のコア業務にリソースを集中させることができ、生産性の向上が期待できる。

FBA(フルフィルメント by Amazon)のメリット

 FBAを活用するメリットには、次のようなものがあると考えられている。

  • 24時間365日の出荷体制:Amazonが年中無休で出荷に対応するため、顧客への迅速な配送が可能となる
  • 業務負担の軽減:代金回収や顧客からの問い合わせ(クレーム対応を含む)など、出品事業者にとって負担の大きい業務をAmazonに任せられる
  • プライムバッジの付与:出品商品に「プライムバッジ」が付与され、Amazonプライム対象になる。これにより、Amazon Prime会員のユーザーは「お急ぎ便」や「当日お急ぎ便」、「お届け日時指定便」といったサービスを利用できるようになり、FBAを活用していない事業者と比べて競合優位性を高める要素となる
  • 物流コストの効率化、海外・マルチチャネルへの展開にも対応:小型で軽量な商品の配送コスト削減ができる「FBA小型軽量商品プログラム」や、海外配送に対応する「FBA海外配送」、自社ECサイトやAmazon以外のチャネルでの販売に対応する「マルチチャネルサービス」などが取り揃えられているため、ビジネス拡大時の物流効率化や負担軽減にも対応可能となる

FBA(フルフィルメント by Amazon)の注意点

 ただし、FBAの利用にはメリットだけでなく、次のような注意点も存在する。

  • 手数料の発生:商品の保管手数料や配送代行手数料など、各種手数料が発生する
  • 商品管理の制約:商品をAmazon指定の倉庫に搬入するため、自社で直接的な商品の管理や確認ができなくなる

 そのため、事業者はメリットと負担を見極めながら導入を検討する必要があるといえる。

同じカテゴリの他の用語

「物流」カテゴリの用語一覧へ

FBA(フルフィルメント by Amazon)に関連するおすすめ記事

用語集TOPへ

Special Contents

AD

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2025年6月12日(木)10:00~17:25

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング