三陽商会は、同社が展開するアパレルブランド「MACKINTOSH PHILOSOPHY」にて、不用衣料品の再生素材を活用した商品を開発し、10月6日より販売を行うと発表した。
同社は顧客の不用衣料品を回収し、新しい衣料品を作るための資源に循環させていく活動として「EARTH TO WEAR RECYCLE(アース トゥ ウエア リサイクル)」を2018年より実施。回収した衣料品は、日本環境設計が展開する、不用衣料品の回収からリサイクル、再生素材を使った衣料品の販売までを行うプロジェクト「BRING」の技術によって、新しい衣料品の原料や自動車内装材などに再資源化している。
今回、三陽商会が開発した商品は、BRINGが提供する素材「BRING Material」を使用。商品ラインナップはメンズ・ウィメンズのアウター計2型となっており、どちらも表面素材や中わたなどに同素材が使われている。なお、同商品はサステナブル循環型社会の実現を目指す髙島屋のプロジェクト「Depart de Loop」の一環である、循環型商品「再生し続ける服。」として企画されており、髙島屋およびタカシマヤファッションスクエアに限定して販売が行われる。