メルカリは、権利者がフリマアプリ「メルカリ」上に出品された権利侵害品の削除申立手続きを簡略化する「権利者保護プログラム」の参加団体として、一般社団法人 日本音楽事業者協会が加わったことを発表した。
これにより、音事協に加盟する110社のプロダクションが管理するパブリシティ権等を侵害する商品の出品があった際に、音事協が会員社に代わって削除要請を行うことが可能になる。
メルカリでは、2014年より「権利者保護プログラム」の運用を開始している。また、カスタマーサービスによる24時間365日対応の監視体制や700社以上の権利者との連携強化を通じ、権利侵害品への対応を進めてきた。
今回、パブリシティ権等の保護に関する専門性を有する音事協が加わることで、これまでプロダクションが個別に削除申請していた作業を音事協が代行できるようになった。これにより、氏名・肖像が無断使用された商品への削除がさらに迅速になり、出品の抑制や芸能人ならびにプロダクションの権利を守ることにつながるとのこと。