LINE配送は、フェリシモの物流サービスと連携して出品者・購入者間の商品発送を代行する。LINE MALLでの取引成立後、出品者はフェリシモの物流センターに商品を発送。物流センターでは、購入者が事前登録した配送先情報をもとに伝票を作成し、商品に貼って出荷する。
CtoC ECでは、販売者が購入者に直接配送する仕組みが多く、住所など個人情報のやりとりをする必要があった。そのため、情報のやり取りに不安があるユーザーが積極的な売買を躊躇してしまう場合もあった。物流センターを通すことで、「匿名配送」が可能になる。
また、「定額配送」も。配送料金は一律出品者負担であるため、商品の希望販売価格に送料を上乗せした合計金額を商品代金として設定していたが、居住地域によって配送料金が変動する問題があった。そのため出品者は、配送先が遠方になればなるほど下がってしまう。これを物流センターを通すことで、サイズ別に一律価格として解決する。
アプリ内から取引詳細の閲覧は変わらず可能。注文した商品が現在どこに運ばれているかといった配送ステータスも確認することができる。