AnyMind Groupと電通デジタルは、EC事業統合支援サービスの共同提供を8月3日より開始。企業におけるEC事業の物流領域運用とSNS施策の強化支援を行う。
両社は、EC市場において運営のノウハウ不足などに課題を抱える企業が増えていると考察。両社が共同提供するサービスでは、こうした課題解決やEC市場への新規参入を目指す企業に向けて、EC事業立ち上げの全体戦略からECサイト構築、運用、改善までの統合支援を行うことで企業の業務効率化と事業成果創出を支援する。
同サービスでは、AnyMind Groupのソフトウェアを活用し、物流領域のプラットフォーム管理による一元化と、インフルエンサーマーケティングによる施策強化を支援。統合コンサルティングは電通デジタルが担う。サービスの特徴は次のとおり。
コマース領域全般のコンサルティング
コマース事業全体戦略、CX戦略、販促戦略、ブランドマーケティング、CRM施策、売上計画など、コマース領域のコンサルティング業務を電通デジタルが実施。企業のEC・D2Cの立ち上げからグロースまでを支援する。
物流領域のプラットフォーム一元管理
商品管理、決済確認、入庫、在庫、出荷、配送を一元管理するAnyMind Groupの物流管理プラットフォーム「AnyLogi」を活用し、物流領域の作業時間・コスト削減を支援する。AnyLogiは従量課金型で小ロットから利用可能。また、商品梱包のアレンジや海外発送も可能となっている。
インフルエンサーマーケティング等のSNS施策支援
SNSを活用したマーケティングを支援。AnyMind Groupのインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」を活用し、年齢性別、興味関心分野、購買行動などのデータを蓄積。インフルエンサーマーケティングの効果を可視化・分析する。また、YouTubeやInstagramなどの公式SNSアカウント運用支援も行う。
両社は今後も連携を強化し、デジタルテクノロジーとマーケティング戦略の提供を行うことで、デジタルコマース領域におけるクライアント企業の事業成長に貢献するとしている。