オンライン決済サービスを提供するStripeは、日本での事業拡大のため新たに「コンビニ決済」と「銀行振込」のサービス提供を2021年秋ごろまでに開始すると発表した。
同社は、日本における決済文化の特徴として、コンビニ決済と銀行振込に需要があると考察。コンビニ決済はクレジットカードを所持しない高齢者などを利用ターゲットとし、BtoC向けビジネスを展開するEC事業者などへの提供を予定。銀行振込は、日本の法人カード普及率が低いことを理由に、BtoB取引での活用を見込んでいる。両サービスは現在施策段階で、ベータ版として一部企業で導入されており、本格的な提供に向けてテストが行われている。
なお、コンビニ決済対応店舗は、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、セイコーマートを予定。需要などを鑑みた上で、セブン-イレブンやデイリーヤマザキでの対応も検討していく。