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アリババクラウド、ワンストップ型ライブストリーミング・ソリューション発表 シームレスなデータ通信実現

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2021/06/17 06:00

 アリババグループのデータインテリジェンスの中枢であるアリババクラウドは、6月8日に開催されたイベント「Alibaba Cloud Summit 2021」にて、新製品・ソリューションおよびデジタル分野における投資についての発表を行った。

 同社は、世界中でビジネスを展開されるあらゆる規模の販売事業者の支援に向けて、ワンストップ型のライブストリーミング・ソリューションを新たに発表。同ソリューションは、世界70以上の国と地域に2,800以上のノードを提供する同社の広範なコンテンツ配信ネットワーク(CDN:Content Delivery Network)上で構築されており、大規模な分散型のリアルタイム動画処理技術を活用して、売り手、買い手、そして最寄りの配信センターとの間で途切れのないデータ通信を実現する。また、同社独自のトランスコーディング技術であるNarrowband HDにより、低ビットレートでも高画質を維持することができる。

 また同社は、「Project AsiaForward」を通じて10億米ドルを投資し、アジア太平洋地域(APAC)の経済成長と産業のデジタルトランスフォーメーションをサポートすることを発表。同取り組みは、今後3年間でAPACにおける100万人のデジタル人材の育成を目指し、10万人の開発者と10万社のテクノロジー・スタートアップの成長を支援することを目的としているとのこと。

 「Alibaba Cloud Summit 2021」では20以上の新製品を発表しており、Alibaba Cloud Linux 3(Alinux3)クラウド・オペレーティング・システム(OS)もそのひとつになる。同OSは、日本を含むグローバル地域で初めて提供される製品で、セキュリティ、安定性、ランタイム・パフォーマンスの向上により、より優れた開発者体験(Developer Experience)を提供する。同OSにより、Redis、Mysql、Nginxなどの主要なエンド・ツー・エンド・アプリケーションのランタイム・パフォーマンスは前世代と比較して最大40%向上。同OSは、同社が独自に開発したソフトウェア・エコシステムおよびRHEL/CentOS 8と互換性がある。

 加えて、同社はイベントのなかで、APAC市場における最新のビジネスの進捗状況と新たな計画も発表。同社は、2021年中にフィリピンで最初のデータセンターを開設する予定だという。また、イノベーションセンターをマレーシアに建設。インドネシアでは、同国で3ヵ所目となるデータセンターを開設した。



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