EC支援・SaaS事業を展開するHameeは経済産業省と東京証券取引所とが共同で選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2021」において、「デジタルトランスフォーメーション注目企業2021(DX注目企業)」に選定されたことを発表した。なお、昨年の「DX銘柄2020」に続き2年連続、前身である「攻めのIT経営銘柄」での選定を含めると、6年連続の選定となる。
DX銘柄とは、東京証券取引所に上場している企業のなかから、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を「DX銘柄」として、業種区分ごとに選定して紹介するもの。
東京証券取引所の国内上場会社(一部、二部、マザーズ、JASDAQ)約3,700社から「DX銘柄2021」として28社、「DX注目企業2021」として20社が選定された。
Hamee は、EC店舗運営の自動化を実現するためにSaaS型EC Attractions「ネクストエンジン」を自社開発、外部提供している。同社が運営するEC販売にネクストエンジンを導入することにより店舗運営の効率化、省力化が実現し、人員の増加を最小限に抑えながら多店舗展開が可能となった。
また、「レコメンドメール自動配信アプリ」など、これまでに蓄積されたネクストエンジンのトランザクションデータを活用して、導入企業の収益成長自動化を目指すアプリケーションを開発し、リリースしている。
さらに、コマース事業で獲得した「ものづくり」に係る経営資源と、プラットフォーム事業で獲得した「IT」に係る経営資源を活用し、新たなビジネスモデルを創出すべく、本格的なスマートフォンデビュー前の小学生向けのプレスマホ「Hamic POCKET」を開発。同製品の存在により親子間でインターネット利用に関するコミュニケーションが活発になることで、本格的なスマートフォンデビュー前段階の小学生のネットリテラシー向上の実現に資する。