コミュニティプロデュースを軸に新たなマーケティングサービスを提供するライスカレーが手掛ける美容研究Instagramメディア「MiiLabo」は、フォロワーの女性を対象に「コロナ禍の美容意識調査」をテーマにしたインターネット調査を実施した。同調査結果の詳細は、次のとおり。
コロナ禍の美容意識は「肌」に集中
コロナ禍で、特に気になり始めた美容部位について質問したところ、68.9%が「肌」と回答した。コロナ禍の影響でマスク生活になり、以前に比べて肌荒れやニキビなどの肌トラブルに悩む人が増加したと推察される。次いで、気になる部位として挙げられたのは体型や目元、ヘアなど、マスクで隠れない部分が多いなか、反対にマスクで隠れる歯の美容に力を入れた人もいた。
多くの人が気にしていた肌の悩みに関して、実際に商品を購入したり、サロンを訪問したりするなどの対処を行った人は68%に。コロナ禍で肌トラブルを感じた人の半数以上が、改善を目的に商品購入やサロンなどの行動を取っていたことが見て取れる。
さらに、実際に商品購入やサロン訪問などの行動を取った人のなかについてそのあとも継続してケアしているかを質問したところ、74%は継続していると回答。コロナ禍をきっかけに始めたケアがルーティーン化している人が多いといえる。
コロナ禍でいちばんお金をかけた美容商品は「スキンケア」
コロナ禍で意識した美容部位は68%の人が「肌」と回答したが、いちばんお金をかけた美容商品についても「スキンケア」に関するものだと答えた人がもっとも多く、全体の57%だった。
「スキンケアにいちばんお金をかけた」と選択した人に、実際にかけた費用を聞いたところ、30%超が5,000円~10,000円未満と答えた。次いで10,000円~20,000円という回答した。
一方、コロナ禍でお金をかけなくなった美容商品は「コスメ」
スキンケアに投資する人が増える一方、やはりマスク生活の影響は大きかったようで、コロナ禍でいちばんお金をかけなくなった美容商品について質問したところ、1位はカラーコスメ(44%)、2位はベースコスメ(21%)と、コスメを挙げた人が約6割に。コロナ禍の影響でメイクの機会が減ったぶん、スキンケアやヘアケアなど、素材そのものに時間やお金をかける人が多かった。
家族や友人へのプレゼントに美容品をチョイス
コロナ禍でのプレゼントに美容品を選んだ人は78%。自分自身への投資としても人気のスキンケア商品を選ぶ人が23%ともっとも多かったものの、2位はカラーコスメと、自分で購入する機会が減ったコスメを贈答品として選ぶケースが増えたとみられる。
調査概要
- 調査日:2021年4月20日(火)~4月21日(水)
- 調査対象:Instagramメディア「MiiLabo」をフォローしている17~50歳の女性
- 調査人数:132名
- 調査方法:インターネット調査