ランチェスターは、提供するSaaS型アプリマーケティングプラットフォーム「MGRe(メグリ)」に新機能「バーコードリーダー」を追加導入したことを発表した。
同機能では、アプリ内カメラを起動し、店内商品のバーコードやQRコードの読み取りが可能。同プラットフォームでは、これまでデジタル会員証機能を提供しており、顧客が商品を購買する際、デジタル会員証をスキャンすることで購買データの取得が可能だった。今回の新機能導入により、購買前にどんな商品に興味を持っていたのかといった購買前データもあわせて取得することが可能となる。
MGReはアプリ上で取得したデータを顧客体験の向上に活用できるプラットフォーム。これまで同プラットフォームでは、「店内モード」と「デジタル会員証」機能を提供しており、顧客がどの店舗でどの商品を購入したのか購入時の行動データを得ることが可能だった。
店内モード
GPS情報を取得し、顧客がどの店舗を利用したのか記録。店舗座標から300m以内にいれば会員証タブが表示され、来店履歴が記録される。
デジタル会員証
商品購入時にバーコードスキャンすることで、購買履歴を記録。
今回の新機能では、顧客が店内にある商品のバーコードやQRコードをアプリ内カメラでスキャンすることで、商品の詳細情報や在庫情報などを表示させることができる。これにより、顧客が店舗でどの商品に関心を持ったのか、購買前にどのような行動をしていたのかといった購買前の行動データが取得可能となる。「店内モード」「デジタル会員証」で得たデータと併用することで、誰が、どこで、何に興味関心を持ったのか、より詳細な顧客データを取得できる。