売上高総額は4,907億円余で、前年同月比-0.6%で3ヵ月ぶりのマイナス。
天候による季節需要の低下や入店客数にも影響を受け、約4割の売上シェアを占める主力の秋・冬物衣料(衣料品:-4.2%)が低調に推移。一方で、美術・宝飾・貴金属(+19.7%)やラグジュアリーブランドを含む特選雑貨(身のまわり品:+1.6%)などの高額商材は、増勢を維持した。
地区別で見ると、東京(+1.2%)、名古屋(+2.0%)、大阪(+5.7%)を中心に大都市が商況全体を下支え。商品別では、家具(+5.4%)が3ヵ月連続で前年をクリアした。
さらに訪日外国人については、売上・客数共に前年比2倍半(売上:+150.9%/客数:+142.3%)の伸びを示したとのこと。