センコーは、ロジカムと合弁で、「サポロジ」を設立し、クラウドで荷主と軽貨物運送事業者をマッチングする事業を6月1日より開始する。
ロジカム社は、九州地区を中心に軽貨物に特化した配送マッチングサービス「サポロジ」の提供や軽貨物運送事業を行っている。「サポロジ」とは、ウェブやアプリから荷物と届け先を設定すれば金額が確定し、「サポロジ」登録ドライバーがリアルタイムで案件を選び、集荷・配送を行うシステム。スポットに加え、チャーターや定期便の効率配送をコーディネイトするなど、他のマッチングサービスにはない機能も備えているという。
ロジカム社は、センコーとの合弁会社設立で、マッチングサービスの事業拡大と全国展開をはかる。一方、センコーは、ウェブ配送マッチング事業を新たな物流関連サービスと位置づけ、事業領域の拡大を進める。さらに、センコーグループはEコマースの拡大などによる小口貨物の増加に対応するため、軽貨物運送事業の拡大に取り組んでいるが、配送マッチング事業を通じて、自社の軽貨物運送事業のPRや新規顧客開拓、効率的な配送などをはかる考え。