Amazonは、モーション機能付きのスマートディスプレイを搭載した「Amazon Echo Show 10」の出荷開始に先立ち、新製品発表会をオンラインにて開催。出荷にともない、グループ通話、外出先から内蔵カメラへのアクセス、定型アクションの共有など、Amazon Alexaの新たな機能を発表した。
新製品発表会では、ゲストに理想の親子ランキング上位の関根勤さんと関根麻里さんを招き、実際に同製品を体験してもらった。
新たに加わったAlexaの機能は、次のとおり。
グループ通話
最大8人のユーザーが、Echo Show 10などのAlexa対応デバイスから音声通話やビデオ通話に参加することができるようになる機能。グループ通話に参加するには、まずAlexaアプリの「設定」から「コミュニケーション」をタップし、拡張機能を有効に。その後、Alexaアプリ画面下の「連絡」を選択し、右上のアイコンをタップし、「新規」、そして「グループを追加」を選択する。グループに含める連絡先を少なくともふたつ選択し、グループの名前を設定すれば、「アレクサ、(グループ名)に連絡して」と話しかけるだけでグループ通話が利用できる。
外出先から内蔵カメラにアクセスし部屋の様子を確認
スマートフォンのAlexaアプリから同製品の内蔵カメラにアクセスし、ライブビューが視聴できる機能が利用可能。ユーザーは外出先からカメラに安全にアクセスし、広い視野角と回転機能で、部屋のなかを見わたすことができる。
ライブビューの視聴のほか、マイクアイコンをタップして相互通話をしたり、スマホ画面を操作してライブビューを拡大表示したり、デバイスの内蔵カメラを遠隔操作して左右に回転したりすることができる。
Alexaの「定型アクション」を友人や家族とシェアできるように
Alexaの「定型アクション」は、ひとつのフレーズ(例:「アレクサ、おやすみ」)で、Alexaが天気情報や音楽を流すなど複数のことをセットで実行してくれる機能。ユーザーはこうした定型アクションを友人や家族とURLやQRコードで容易にシェアできるようになった。
定型アクションを共有するには、Alexaアプリ内で共有したい定型アクションを選択し、右上の縦3点リーダーを選択して、「定型アクションを共有」をクリック。画面に従って共有用のURLを作成すれば、利用しているメールやSNSからそのリンクを共有することができる。