「STAFF START(スタッフスタート)」を運営するバニッシュ・スタンダードは、同サービスを利用する店舗スタッフを対象にコロナ禍におけるデジタル活用の実態についての調査を実施、1,130名からの回答を得た。
同調査の結果詳細は、次のとおり。
80%を超える店舗スタッフが「コロナ禍でデジタル活用が進んだ」と回答
コロナ禍でのDX推進の結果、店舗においてもデジタル活用が進んだと考えられる。※コロナ禍以前(2020年3月以前)より同サービスを利用している回答者を含む。
デジタル活用推進を感じる瞬間 「スナップ投稿の推奨」「SNS活用が増えた」ともに70%強
EC事業の強化に向けスタッフのスナップ投稿を推奨する動きが見られるほか、SNSなどでスタッフの発信力を活かす取り組みが進んでいる。一方、「ECを見ての来店が増えた」「ECを見てから試着のために来店する消費者が増えた」など、消費者側の行動変容も現れている。
オンライン接客で効果的なのは「スナップ投稿」と「SNS」
「スナップ投稿」と「SNS」がオンライン接客として効果的と回答されており、店頭業務との両立が比較的容易であることが理由に挙げられると考えられる。一方で、リアルタイムチャットは約18%にとどまった。
店頭業務との両立やツール導入、評価制度見直しなど デジタル活用推進には企業側の環境整備が求められる
店舗スタッフにデジタル業務という新たな業務が発生するなか、既存業務との両立が課題に。企業としてはデジタル活用を進めていくための社内制度の整備のほか、店舗に負担をかけないデジタルツールの導入、デジタル施策に関するスタッフへの教育など、店舗スタッフがよりデジタル業務に取り組みやすい環境の整備が求められている。
調査概要
- 調査方法:STAFF STARTアプリでのアンケート調査
- 調査期間:2021年3月10日~19日
- 調査対象:STAFF STARTを利用する店舗スタッフ
- 有効回答数:1,130