カラクリは、ECやネット証券などのオンラインサービス運営企業向けに、購入・申込意志がありながらも「疑問・不満を抱くこと」で利用を諦めるサイレントカスタマーの行動予測・離脱防止する「KARAKURI rescue」サービスの提供を、2021年4月5日(月)より開始する。本サービスの利用により、これまで離脱していた層の定着化やリピート購入につなげることが可能になる。
「KARAKURI rescue」は、ECサイトやネット証券などのオンラインサービス利用時に、「ログインできない」「手続き方法がわからない」といった疑問・不満を抱くことで“利用を諦めてしまうカスタマー”の行動・傾向を予測し、購入までのスムーズな顧客体験を提供するサービス。チャットボットなどの会話データや各サービスの特徴に合わせた行動データなどから、カスタマーのボトルネックが発生する箇所をAIが分析・予測し、最適な案内が可能になる。また、ボトルネックに対するアイコンメッセージやFAQづくりの専門コンサルティングをあわせて提供する。
カラクリによれば、多くのオンラインサービスが売上をあげるため新規顧客の集客やレコメンド機能等に注力しているが、実際に購入・利用する際に悩んだときの「相談相手」は不在。商品価格や品揃えなどで戦うには限度があり、オンライン上でもユーザーに「悩ませない」「余計な検索をさせない」ストレスフリーな顧客体験を提供することこそがブランディングにつながると考え、顧客の疑問・不満を先回りして解決する「KARAKURI rescue」を開発する運びとなった。