セールスフォース・ドットコムは、出光興産が物流のデジタル化のために、アクセンチュアと協力して構築した輸送管理プラットフォームのシステム基盤にSalesforceを採用したことを発表。
出光興産は、輸送管理のデジタル化を実現するとともに業務効率化によるコスト削減と協力会社支援を実現する。その基盤として、エンタープライズアプリケーションの開発基盤であるSalesforceのLightning Platform、また運送会社も含めたプロジェクトの構想としてパートナー企業も利用が可能なExperience Cloud(旧称Community Cloud)を導入した。
Salesforce製品の導入により、配送スケジュールやルート、納入先や危険物取り扱い等に関する注意事項を統合的に管理し、ドライバーがタブレットのアプリを活用する輸送管理方法を実現。また、タブレットなどのデバイスから取得する位置情報を有効に活用し、管理者や顧客への配送情報をリアルタイムに共有するなど、業務全体の高度化に向けた取り組みを開始した。
Salesforce導入にあたっては、アクセンチュアが、Salesforce導入の豊富な知見と実績を活かし、プラットフォームの設計・開発、既存システムとの連携を含む導入を支援した。