トランスコスモスは、福岡県福岡市天神に新たなEC支援サービス拠点「ECX天神オフィス」を設立し、2021年1月より業務を開始した。
同社のEC支援サービスは、ECサイトの開発・運用、ロジスティクスまでをワンストップで提供しており、毎年拡大を続けてきた。今年度からマルチチャネルコマースプラットフォームとして構築支援サービス強化している「Shopify(ショッピファイ)」の案件拡大にともない、通販EC事業者が集中する福岡市に「ECX天神オフィス」を開設。同拠点ではShopifyの導入支援、アプリ開発、運営代行、ヘルプデスク業務などを提供し、これまで培ってきたECマーケティングやサイト運用ノウハウとShopifyのテクノロジーを融合することで、顧客企業のDX推進と事業成長へ貢献する。
今回設立した新オフィスはEC支援サービス事業のフラッグシップ拠点として、まずはサイト運用業務およびマーケティング運用業務を開始。順次同社で提供しているECオペレーションサービスを集約、統合していくという。さらに、米発のバーチャルショッピングツール「ヒーロー(HERO)」、カナダ発のAIインスタグラム画像解析ツール「ダッシュ ハドソン(DASH HUDSON)」といったD2C、OMOツールの運用支援など、サービス提供範囲を拡張していくとのこと。
同オフィスではSlackやMeetを常時接続し、東京やそのほかのセンターとの拠点間のコミュニケーションを、勤務形態に関わらず行うことが可能となっており、リモートワークとオフィス勤務の選択など、従業員が安心して快適に働ける幅広い勤務形態、環境づくり、ワークライフバランスの実現にも注力していく考え。