かっこが、D2Cに特化したカートシステム「D2Cart(ディーツーカート)」を提供開始。
D2Cartは、かっこの強みである「不正検知+データサイエンス」を統合。消費者に直接、 転売リスクの高いアパレルや、 コスメの商材を販売するD2Cブランドに対して、 転売対策、 未回収取引の防止と、 顧客分析や広告までを1ストップのサービスとして提供する。
ニールセンによれば、ターゲット以外に広告をしている割合が21-34歳は57%、 25-54歳では58%を占めているというデータがあり、 自社に合ったターゲットを把握できず、 無駄な広告をしているケースが過半数以上もある。一方、 ブランド毀損につながる原因は、 サイバー攻撃での情報漏洩、 悪質転売による粗悪品や価格つり上げによるクレーム、 過剰なネット広告やソーシャルリスクなどがあり、 2019年度のKPMG調査によると、 50%と多くの企業が転売(「金銭・物販の着服または横流し」)の被害に遭っている。
こうした背景から、不正対策をすることで転売を防ぎブランドの世界観を守りつつ、 データイエンスを使って真の顧客をあぶりだし、 的確なターゲットに絞って広告できるようなD2Cartの提供に至った。