株式会社メルカリは、売れる前の商品の保管と、売れたあとの梱包・発送を代行する配送サービス「あとよろメルカリ便」を12月8日より開始する。iOSより開始し、順次拡大して予定とのこと。
同社では、「メルカリ」への出品意向はあるものの出品未経験の潜在的なユーザーに対してメルカリを利用してもらう機会を作るべく、またすでにメルカリを利用しているユーザーには、さらなる顧客体験の向上を目指し、2020年2月より「あとよろメルカリ便」の試験運用を進めてきた。その際、倉庫に商品を保管できること、そして複数商品の梱包・発送を代行する需要の高さがうかがえたことから、今回本格的なサービス提供を開始するに至ったという。
ユーザーがメルカリ上で出品した商品を提携倉庫に発送することで、そのあとの商品が売れるまでの商品の保管と、売れたあとの梱包・発送作業を提携業者が代行する配送サービス。なお、同サービスは物流フルフィルメントサービスを提供するオープンロジが商品管理・保管、梱包・発送までの作業対応を行う。
利用方法
- メルカリアプリの出品画面、「あとよろメルカリ便を利用する」より申し込む。
- 出品後、預ける商品を選択。商品は最大30品まで登録可能。
- 預けたい商品を1箱にまとめ、集荷依頼を行う。発送中は、商品が自動で公開停止になる。
- 倉庫より、預けた商品の確認写真が届く。登録商品と合っているか確認し、紐付け作業をすると再出品が完了する。
- 倉庫にてユーザーの商品を最大2ヵ月保管。商品が売れた際には、倉庫スタッフが梱包し、適切な配送方法で購入者に発送する。