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トヨタシステムズとディーカレット、決済業務の高度化目指しデジタル通貨に関する実証実験

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2020/10/29 05:00

 トヨタシステムズとディーカレットは、デジタル通貨に関する実証実験を共同で開始した。

 ディーカレットが構築している「ブロックチェーン上でデジタル通貨を発行・管理するプラットフォーム」を活用し、同実証実験用の独自デジタル通貨を発行して、トヨタシステムズの福利厚生における決済処理や自動化についての技術的な検証を行う。

 トヨタシステムズはトヨタ自動車およびそのグループをITでサポートするソリューションならびにシステム開発の中核企業として、サービスの企画・提案から構築・導入・運用に至る一貫したトータルソリューションを提供。今回、ブロックチェーンやデジタル通貨を活用したソリューションの研究のため、技術的な実証実験をディーカレットと共同で実施することとなった。

 同実証実験は、トヨタシステムズ全社員が参加する大規模な実験で、ブロックチェーンによる決済トランザクションやそのデータの記録・管理、スマートコントラクトの基本機能による自動実行などの技術検証を行い、新たなイノベーション創造を遂行する。

同実証実験の概要

 ディーカレットが構築している「ブロックチェーン上でデジタル通貨を発行・管理するプラットフォーム」を活用し、デジタル通貨を発行する。(発行したデジタル通貨の有効期間は、6ヵ月以内)

 具体的には、トヨタシステムズ社員が福利厚生として付与されたデジタル通貨を、実証実験専用に用意されたカタログギフトや福利厚生ポイントへの交換に利用する。交換されると、実行された記録がスマートコントラクトへ書き込まれ、取引額に応じたデジタル通貨が全社員に用意された専用のウォレットから、商品・ポイントのウォレットへ即座に送付する仕組みについて検証し、有効性を確認する。今回は、トヨタシステムズ全社員の約2,500名以上が参加する大規模な実証実験であり、ブロックチェーンにおけるP2P(Peer to Peer)モデルのスケーラビリティの課題や、多数の実験参加者による業務運用性課題などを検証していく。

 今後はトヨタシステムズでは、今回の実証実験で得た課題をもとにサプライチェーンや企業間取引におけるデジタル通貨の活用を研究し、ディーカレットとともに新たな社会の実現に向けた決済の仕組みを検証していく。ディーカレットはプラットフォームの事業化を目指しており、既存の決済サービスへの価値移転や交換機能・サービスなど、デジタル通貨の利便性を高めるサービスの提供を増やしていく予定とのこと。



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